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Channel: 劇団四季 四季なびgation 02
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『ミュージカル南十字星』にて「リハーサル見学会」が開催されました

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5月24日(金)、東京・四季劇場[秋]で上演中の『ミュージカル南十字星』にて「リハーサル見学会」が開催されました! 舞台のクオリティーを保ち、さらに深めていくために毎日公演前に行われているシーンごとの「抜き稽古」。このリハーサル見学会は、俳優たちの稽古風景を間近でご覧いただくことのできるイベントです。 今回のリハーサルで行われたのは、第2幕の「旧軍司令部前」のシーン。敗戦後、保科の義兄・原田大尉はインドネシアに留まり、自らも義勇軍に参加することでインドネシア独立運動に身を投じます。この場面では、後にインドネシア国歌となる「インドネシア・ラヤ」が高らかに歌い上げられ、悲惨な戦争の中に一条の希望の光が差す象徴的なシーンです。 保科 勲役の阿久津陽一郎とオランダ兵オットー・ウィンクラー役の吉賀陶馬ワイス、アンサンブルの井藤湊香3人の指示のもと、立ち位置や腕の角度、足の運び方まで細かくチェックしながら、インドネシアが独立に向かって突き進んでいく一体感を演じていきます。 130524minami2_001.jpg 「1幕のインドネシア・ラヤは民族歌ですが、この2幕ではインドネシアの国歌になりかけている。その意識の変化を歌にも込めていきましょう」(阿久津) 時代背景や根底を流れる意識も丁寧に表現していきます。 こうして本番さながらの迫力あるリハーサルをご覧いただいた後は、質問コーナーへ。司会進行は原田大尉役の鈴木 周が務め、リナ・ニングラット役の秋 夢子、塚本少尉役の前田貞一郎、アンサンブルの熊本梨沙、西尾健治の5人がお客様の前に並びました。 「台詞はどのように覚えていますか?」というご質問には、「朝から晩まで、何度もひたすら繰り返します」(秋)、「台本を読みながらも、イメージを膨らませていくことも大切ですね」(前田)と具体的な回答が。「注目すべきシーンはどこですか?」というご質問には、熊本から「“動き”のこだわりを見ていただきたいです。踊りだけでなく、細かな“動き”もインドネシア人、日本人、オランダ人でそれぞれ違いがあります」という回答が寄せられました。ダンサーとして数々の舞台に出演している西尾は、「インドネシアの伝統舞踊「バロンの舞」にぜひ注目していただきたい!」とコメント。そして前田の「歴史的事実に基づいているので、一つ一つの言葉が実際にどこかで語られた言葉です。この時代を生きた人々のそれぞれの思いが込められているのだということを、心のどこかに留めながらご覧いただければと思います」という言葉に、お客様はもちろん俳優たちも大きく頷きました。 130524minami2_002.jpg (左より)西尾健治、熊本梨沙、前田貞一郎、秋 夢子、鈴木 周 質問コーナーの最後には、抽選で5名の方に出演者のサイン入りのポスターが贈呈され、盛況のうちに幕を閉じた「リハーサル見学会」。次回は、5月30日(木)に開催予定です。『ミュージカル南十字星』は6月1日(土)まで上演いたします。ぜひ劇場へ足をお運びください。ご来場、お待ちしております! 『ミュージカル南十字星』東京公演 四季劇場[秋] ◆6月1日(土)公演分まで好評発売中! チケットのお求めはこちら>> 作品紹介はコチラ

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