7月12日(金)、ベガルタ仙台レディースのホーム戦に『キャッツ』仙台公演の出演者たちが試合開始直前のピッチに登場し、スタジアムを盛り上げました。
この試合は『キャッツ』仙台公演の企画協賛企業である七十七銀行が「がんばろう!宮城 七十七銀行マッチデー」として開催するもので、計400名の被災された地域の子どもがご招待されました。今回、その子どもと『キャッツ』の猫たちが一緒に、セレモニーに参加します。
公演を終えユアテックスタジアム仙台に到着した俳優の面々は、さっそくセレモニーのリハーサルに臨みます。
本日、フェアプレーフラッグを掲げて入場するのはミストフェリーズ役・永野亮比己、ディミータ役・相原萌、ボンバルリーナ役・恒川愛の3人。共にフラッグを持つ子どもたちと一緒に練習に励みます。子どもたちに優しく話かける和やかな場面もあり、大観衆の前に立つ緊張が少しだけほぐれます。一方、審判への花束贈呈を務める大役を任されたスキンブルシャンクス役・劉昌明は真剣な面持ちで打合せに参加しています。
その頃、開場を迎えたスタジアムの一角では、お子様に簡単な猫メイクを施す“キャッツメイクサービス”が行われていました。『キャッツ』の舞台の特徴でもある大きなゴミのオブジェも登場し、特別ブースの周りには多くのお客様がいらっしゃいました。メイクを終えたお子様たちは、猫に変身した自分とこれからの試合に興奮した様子です。
この“キャッツメイク”、なんとこの日はベガルタ仙台のマスコットキャラクターであるベガッ太くんにも!チームカラーである黄色に映えるメイクはセレモニーに参加する子どもたちにも施され準備万端です。
試合開始が迫る18時45分。場内のアナウンスが流れると、いよいよ『キャッツ』の猫たちの登場です。大歓声の中ピッチに姿を現すと、MCの紹介のもと1匹ずつ大型ビジョンに映し出されます。大勢の観客の前でポーズを決める猫たち。ダンスを得意とするミストフェリーズはターンを見せる一幕も。
続いて、ボールをキャッチしたお客様に『キャッツ』のプレゼントが当たる、プレゼントボールの投げ込みが行われました。ピッチ上を颯爽と駆けまわりお客様の近くまで訪れます。スタンドにいる子どもたちからは「ボールちょうだい!」との可愛らしい声が。その声に応えようと、猫たちは一生懸命にボールを投げこんでいきます。
試合への興奮が高まる中、選手たちの入場に先導してフェアプレーフラッグを掲げピッチ中央へと堂々と歩みを進めます。審判への花束贈呈や始球式のサポートをし、試合を激励します。
両チームサポーターから温かい拍手を受け、会場からは「『キャッツ』観に行くよ!」とのお声も。子どもたちと一緒に試合を盛り上げた猫たちから、次のようなコメントが届いています。
ミストフェリーズ役・永野亮比己
「ピッチから見える子どもたちの姿を見て、僕たちも選手の皆さんも、自分たちが頑張っている姿を通して夢を与えられる仕事であると改めて感じました。今回のセレモニーに出演できてとても幸せに感じています。」
スキンブルシャンクス役・劉昌明
「スタジアムと劇場とでは活躍する舞台が異なりますが、選手たちと同じく元気や感動を与えられるよう、僕たちも誠心誠意日々の公演を務めていきたいです。」
ディミータ役・相原萌
「震災を経て、ベガルタ仙台レディースの方々もいろいろな想いを抱えていらっしゃると思いますが、“ジェリクルキャッツ”のよう誇り高く頑張って欲しいです。」
ボンバルリーナ役・恒川愛
「サッカーのピッチに立って、舞台とは違う緊張が味わえました。被災された子どもたちも、観戦を通して悲しみを乗り越えて欲しいと思いました。」
地元企業の応援のもと、千秋楽に向けてラストスパートをかける『キャッツ』仙台公演。熱い夏に、さらに熱い舞台が皆様をお待ちしております。どうぞ劇場まで足をお運びください。
『キャッツ』仙台公演
東京エレクトロンホール宮城
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『キャッツ』静岡公演
静岡市民文化会館 大ホール
9月15日(日)開幕!
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◆10月22日(火)〜11月17日(日)公演分
9月 7日(土)会員先行予約開始
9月14日(土)一般発売開始
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