『はだかの王様』全国公演　最終舞台稽古レポート

７月２０日（土）に神奈川県・座間市から全国公演がスタートする『はだかの王様』。その最終舞台稽古が、会場となるハーモニーホール座間にて行われました。 『はだかの王様』全国公演　最終舞台稽古の様子。 『はだかの王様』は、劇団四季ファミリーミュージカルの原点ともいえる作品です。アンデルセンの寓話をもとに、昭和の奇才・寺山修司が脚本を担当し、子どもたちはもちろん、大人も童心にかえっておもいっきり楽しめる舞台となっています。 虚栄心が強く、人一倍ファッションにこだわる王様。そこにつけこんだペテン師のスリップとスリッパは、「とっておきの衣裳を作る」と嘘をついて、大金をせしめようと画策します。もちろん、スリップとスリッパは洋服など作ったことがありません。しかし、「この衣裳は、役に立たない者や飛び抜けてバカな者には見えないのです」という一言で宮廷は大騒ぎに！誰一人として見えていない、そもそも服など存在しないのに、人間社会の駆け引きがそこにありもしない衣裳を生み出してしまいます。おとぎ話の中に込められた痛烈な皮肉とユーモアに、大人のお客様も思わずはっとさせられるはず。 そして、物語をハッピーエンドに導くには、お客様の力が必要となります。目に見えない本当の幸福を手にするため、物語の進行役であるアップリケとホックと一緒に皆様も登場人物の一員となって、大きな声で王様に真実を伝えてください。 この日に行われた最終舞台稽古では、位置取りや物語の流れを入念に確認し、順調な仕上がりを見せたカンパニー。全国各地に最高の舞台をお届けするため、『はだかの王様』の旅がいよいよ明日から始まります！ ７月２０日（土）から、全国公演がスタートします。 お近くの会場を訪れた際にはぜひ、足をお運びください。皆様のご来場、お待ちしております！
『はだかの王様』全国公演 ７月２０日（土）　座間公演よりスタート！ チケットのお求めはコチラ＞＞ 全国ツアーマップはコチラ＞＞