『夢から醒めた夢』東京公演　最終舞台稽古レポート

７月２１日（日）に東京・四季劇場［秋］で開幕するミュージカル『夢から醒めた夢』。その最終舞台稽古が、２０日（土）に同劇場にて行われました。 １９８７年にニッセイ名作劇場として初演されて以来、上演回数は１７００回以上。“劇団四季オリジナルミュージカルの代表作”と呼ぶにふさわしいキャリアを重ねてきた本作品は、２０００年の福岡公演時に演出、振付、衣裳、舞台装置をすべて一新し、今も公演ごとに常に進化を続けている舞台でもあります。 この日に行われた最終舞台稽古でも、本作品の大きな特徴である「ロビーパフォーマンス」から全力で取り組むカンパニーの姿がありました。開演前、ロビーや劇場内のいたるところに夢の世界の住人たちが登場し、ハンドベルの演奏やタップダンスなど様々なアトラクションを楽しむことができる「ロビーパフォーマンス」。劇場に一歩足を踏み入れた瞬間から、そこには目のくらむようなファンタジーの世界が広がります。これから始まるミュージカルに向けて、お客様のテンションもぐんぐんと上がっていくことでしょう。 その幻想的なムードそのままに、夜の遊園地から始まる物語。鍛え抜かれたダンサーたちによるパフォーマンスは、さらに煌びやかでアクロバティックに繰り広げられ、まるでサーカスのようです。そんな夢と現実の境界線上の世界の中で、好奇心旺盛な少女ピコは、交通事故で命を落とした心優しい幽霊の少女マコと出会い、霊界へと出発します。 ヒューマニズムに充ちて心温まる物語、目の覚めるようなダンス、「愛をありがとう」・「二人の世界」など涙を誘う名曲の数々。『夢から醒めた夢』は、ミュージカルの楽しさ、激しさ、感動のすべてが詰まった舞台です。 大きな拍手に包まれながら幕を下ろした最終舞台稽古。俳優たちは、これまで積み重ねてきた研鑽と、大きく膨らませてきたミュージカルにかける思いを、存分に発揮できたに違いありません。 いよいよ明日２１日（日）に開幕する、劇団四季オリジナルミュージカルの金字塔『夢から醒めた夢』。ご好評につき、９月１日（日）までの延長公演も決定し、同じく明日より一般発売が開始となります。 この夏休みはぜひ、素敵な夢の世界を冒険してみませんか？皆様のご来場、お待ちしております。
『夢から醒めた夢』東京公演 四季劇場［秋］ ７月２１日（日）開幕！ ◆８月２４日（土）昼公演分まで好評発売中！ ◆８月２４日（土）夜〜９月１日（日）公演分 ７月２１日（日）　一般発売開始 ※「四季の会」会員先行予約受付中 チケットのお求めはコチラ＞＞