7月20日(土)、神奈川県・座間市から『はだかの王様』全国公演が開幕しました。
『はだかの王様』全国公演が開幕しました。
夏休みに入った週末とあってファミリーでご来場される方も多く、大勢のお客様で賑わった会場のハーモニーホール座間。開演前から、プログラムを読み聞かせているお母様の姿や、配られた歌詞カードを見ながら今か今かと幕開けの時を待っているお子様の姿がそこかしこで見受けられ、劇場はこれから始まる物語への期待感に満ち溢れていました。
開演前の様子。
そして、いよいよ開幕の時がやってきます。まず舞台に登場したのは、お客様を物語の世界へと導いていくホックとアップリケ。二人の呼びかけで、最初のナンバー「幕をあける歌」の練習がスタートしました。『はだかの王様』の幕開けには、このナンバーを劇場が一体となって大合唱することが欠かせません。さっそく、子どもたちは歌詞カードを手に、元気な歌声を響かせてくれました。生まれて初めてミュージカルを観るお子様も多いと思われる中、素直で純粋な心で思う存分楽しんでくれている様子がひしひしと伝わってきます。
ひとつひとつのナンバーに大きな拍手が送られ、次第に物語に引き込まれていく子どもたち。男の子は、運動大臣アロハの愉快なダンスに喜び、一方、女の子は王女サテンの綺麗なドレスに目を輝かせます。そして、ペテン師のスリップとスリッパに騙された王様がはだかで登場すると、全員がお腹を抱えて大笑い。そのあとも、再びホックとアップリケと一緒に練習したナンバー「王様ははだかだ」を一生懸命歌いながら、正直であることの大切さ、目に見えない幸せの尊さといったメッセージを、その豊かな感受性で受け取ってくれたはずです。
カーテンコールの様子。
最後は、万雷の拍手に包まれたカーテンコールとロビーでのお見送り。最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちも、握手をすると満面の笑顔を見せてくれました。
お見送りの様子。
いよいよスタートした『はだかの王様』全国公演。北は北海道の利尻島から南は沖縄県の石垣島・宮古島まで、日本全国にミュージカルの感動をお届けしてまいります。王様御一行がお近くの劇場を訪れた際は、ぜひ足をお運びください。皆様とお会いできる日を、カンパニー一同、心より楽しみにしております!
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