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Channel: 劇団四季 四季なびgation 02
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『ミュージカル南十字星』が千秋楽を迎えました

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6月1日(土)、四季劇場[秋]で上演されていた『ミュージカル南十字星』が千秋楽を迎えました。 「昭和の歴史三部作」一挙上演の皮切りとなる本作は、太平洋戦争中のインドネシアを舞台に、無実の罪でBC級戦犯として裁かれたひとりの学徒兵の生涯を描いた作品です。 130601minami_003.jpg インドネシアからの留学生リナ・ニングラットと恋仲となった京都大学の学生・保科 勲。しかし、祖国の情勢不安からリナは帰国し、ほどなくして太平洋戦争によって保科も学徒兵として招集されます。舞台は激化の一途をたどる南方戦線。インドネシアでリナと運命の再会を果たした保科でしたが、終戦後、連合軍の軍事裁判で死刑判決を言い渡されます。 千秋楽の土曜日、劇場はご年配の方から若者まで、幅広い年代のお客様が詰め掛けました。 「千秋楽とは、僕たちのためではなく、お客様のためのものです。そのお客様の思いを大切にしましょう」 開演前、保科を演じる阿久津陽一郎から出演俳優に向けて、このような言葉が語られました。 130601minami_001.jpg 開場中の様子 インドネシアの美しい自然と文化を表現した色彩豊かな舞台美術。舞台上には本物の水が張られ、民族衣裳に身を包んだ男女が、伝統楽器ガムランの旋律に合わせて個性豊かな舞踏を舞います。それらは、スタッフたちがインドネシアを訪れ、現地で調達・制作したもの。異国情緒溢れる文化に触れながらも、物語は重く悲しい結末を迎えていきます。 処刑台の露と消える前、保科が遺していった言葉がお客様の心を強く揺さぶり、万雷の拍手が沸き起こったカーテンコール。途切れることなく続く拍手に何度も幕が上がり、保科 勲役の阿久津、そしてリナ役の秋 夢子が登場すると、いっそう大きな拍手が送られました。 130601minami_002.jpg 戦争の悲劇と正面から向き合った「昭和の歴史三部作」。その第二作目となる『ミュージカル異国の丘』は、6月20日(木)に同じ四季劇場[秋]で開幕します。皆様のご来場をお待ちしております。 『ミュージカル異国の丘』東京公演 四季劇場[秋] 6月20日(木)開幕 ◆7月13日(土)公演分まで好評発売中! チケットのお求めはこちら>> 作品紹介はコチラ

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