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Channel: 劇団四季 四季なびgation 02
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「ファントム・ミュージカル・アカデミー ファイナル!」が開催されました!

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5月17日(金)、電通四季劇場[海]で上演中の『オペラ座の怪人』にて、日本初演25周年特別企画「ファントム・ミュージカル・アカデミー」の最終回「ファントム・ミュージカル・アカデミーファイナル!」が開催されました。 今回は、『オペラ座の怪人』の世界をより深く知るために、昨年5月から1年間を通じて開催されてきた特別企画の集大成。これまでのアカデミーでご紹介してきた『オペラ座の怪人』の知識を試す「アカデミー検定」となります。 司会進行役を務めるムッシュー・レイエ役の林 和男が登場し、問題が配られると、緊張感が高まる劇場。お客様だけでなく、ラウル役の鈴木涼太、クリスティーヌ役の苫田亜沙子、アンサンブルの見付祐一、馬場美根子、町田兼一の5人も参加し、林の合図とともに一斉に検定がスタートしました! 130518PHA_001.jpg (上段左)会進行役を務める林 和男(上段右 左より)鈴木涼太、苫田亜沙子、見付祐一、馬場美根子、町田兼一 この日のために厳選された10問は、いずれも難問揃い。 「劇中劇『ドン・ファンの勝利』で使用される音楽的特徴で、怪人の天才作曲家ぶりを裏打ちするものといえば?」 「劇中劇『ハンニバル』で踊るバレエのモチーフとなっているものは?」 音楽の専門的知識から、作品の設定まで、これまでのアカデミーでご紹介してきた知識の中から選りすぐりの問題群が用意されました。 回答時間が終了すると、採点を進める間に出演者やスタッフが舞台に登場し、「アカデミー」の最終回らしく、色々な角度から出題された問題の解説を行っていきます。 舞台監督の寺嶋洋佑は、『オペラ座の怪人』のトレードマークともいえる巨大シャンデリアについて。さらに、「マスカレード」で使われる大階段の段数について解説します。実は、東京公演の前にロングランしていた京都劇場と現在の電通四季劇場[海]では使用する階段の段数が異なっており、これには頭を悩ませたお客様も多かった様子。 続いて衣裳担当の笹川貴美香は、劇中劇『ハンニバル』で女性戦士が身に纏う毛皮や「マスカレード」の仮装を解説。マリア・ビョルンソンのこだわり溢れる衣裳を実際に舞台に展示しながらの解説に、お客様も興味津々で耳を傾けていらっしゃいました。 ヘアー・メイク担当の保科 麗は、劇中劇『イルムート』の18世紀末の貴族の流行を忠実に再現したメイクについて解説。髪を白くする「髪粉」や「付けホクロ」など、華やかな貴族社会においては様々な化粧方法が考案されていました。 ダンスキャプテンの園田真名美は、振付家のジリアン・リンのダンスの特徴を、馬場美根子とともに舞台で実演しながら解説していきました。 最後は司会の林より『オペラ座の怪人』の音楽的特徴について解説。全音音階や不協和音など、20世紀になってから登場するはずの音楽的特徴を19世紀の怪人が取り入れていることは、非常に前衛的で、怪人の天才ぶりがそこに表されています。 130518PHA_002.jpg (上段左)舞台監督の寺嶋洋佑(上段右)衣装の解説をするのは笹川貴美香(下段左)ヘアー・メイク担当の保科 麗(下段右 左より)ダンサーの園田真名美、馬場美根子 こうして全問の解説が終了したところで、いよいよ結果発表! ここで、採点結果を手に登場したのは、怪人役の佐野正幸。今回は、見事、3名の方が成績優秀者として、「ファントムマスター」の認定を受けることとなりました。 130518PHA_003b.jpg 結果発表の様子。(上段左)採点結果を発表する佐野正幸 掘り下げれば掘り下げていくほど、新たな魅力が発見できる『オペラ座の怪人』。このアカデミーをきっかけに、この舞台がもっと好きになったお客様もたくさんいらっしゃったことと思います。東京公演は6月15日に千秋楽を迎えますが、『オペラ座の怪人』は、これからも作品の感動を皆様にお届けし続けていきます。これからも皆様のご来場、お待ちしております! 『オペラ座の怪人』東京公演 6月15日(土)千秋楽! 電通四季劇場[海] ◆6月15日(土)公演分まで好評発売中! チケットのお求めはコチラ>> 作品紹介はコチラ

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