6月9日(日)、名古屋で初の上演となる『サウンド・オブ・ミュージック』が開幕しました!
あざみ野の四季芸術センターから新名古屋ミュージカル劇場へ移動して、舞台稽古を重ねてきたカンパニー。稽古管理を担当する青山弥生のもと、大人の俳優も子役たちも一丸となって、ひとつひとつの音と言葉を大切に積み上げてきました。
厳かなノンベルク修道院、アルプスの山々の澄み渡った空気、ザルツブルクの風格あるトラップ邸。オーストリアの美しい光景が再現された舞台美術の中で、「ドレミの歌」、「私のお気に入り」、「エーデルワイス」など耳馴染みのある名曲たちが奏でられると、「なぜ“ミュージカルの神様”アンドリュー・ロイド=ウェバーがこの舞台に子どもの頃から魅せられ、長年の宿願としてプロデュースを果たしたのか?」、その理由が伸びやかな歌声とともに肌で実感することができました。
稽古大詰めには演出家も劇場へ到着し、「よくやっている。だが、張り切りすぎず自然に言葉の“意味”を伝えるように」と俳優たちに語りかけます。その言葉を胸に臨んだ初日の舞台。これまでカンパニーを見守ってきた青山から、「今日からはみんなの舞台です。日々作品を深めていってください」と感慨深い言葉が送られ、俳優たちは集中力を高めて舞台へ歩みを進めていきました。
劇場はご家族連れを中心に、この日を楽しみにされていたお客様で開演1時間前から賑わい始めます。ロビーのキャストボードやプログラム、グッズ売り場には長い行列ができ、記念撮影に溢れる笑顔。いつの日も観劇とは特別な体験、特別な思い出です。
幕が上がると、物語はノンベルク修道院から始まります。キャンドルを手に客席の通路を歩むシスターたち。近くにきた俳優に子どもたちは目を輝かせながら、早くもミュージカルの世界に夢中です!また、『サウンド・オブ・ミュージック』の大きな魅力のひとつである子役たちが行進しながら登場して整列すると、客席からは大きな拍手が沸き起こりました。
そして迎えたカーテンコールでは、「ドレミの歌」を舞台と客席が一体となって大合唱!鳴り止まぬ拍手とともに10回近く幕が上がり、初日にふさわしい華やかな舞台となりました。
「子どもたちがすごくかわいかったです」、「知っている曲ばかりで本当に楽しかった!」。
終演後のロビーでは口々にそんな声が聞こえてきた名古屋初お目見えとなる『サウンド・オブ・ミュージック』は、お子様から大人のお客様まで、すべての年代の方に愛される不朽の名作です。ぜひ一度、劇場に足をお運びになってみてください。ご来場、お待ちしております!
『サウンド・オブ・ミュージック』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
好評上演中!
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