この夏、特別な夢を観に行く――『夢から醒めた夢』東京公演　稽古場レポート

７月２１日（日）に東京・四季劇場［秋］で開幕する劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』。 その稽古が現在、四季芸術センターにて着々と進行中です。 作家・赤川次郎氏が手掛けた絵本から生まれた大人気ミュージカル。素直で活発な少女・ピコが夢の中で幽霊の少女・マコと出会うことから始まる不思議な物語が、この夏、再び四季劇場［秋］に帰ってきます。 開演前に催されるロビーパフォーマンスでは、３メートルを超える高脚ピエロやおもちゃの兵隊、小人に魔法使いといった夢の住人たちが、劇場のいたるところで皆さんをお出迎え。そして、幕が上がるといよいよ夢の世界へ冒険の旅の始まりです。 怪しい雰囲気を漂わせる夢の配達人に導かれ、夜の遊園地で出会ったピコとマコ。マコを母親と再会させるために一日だけ入れ替わり幽霊となったピコは、そのまま霊界へと旅立ちます。ところが、「光の国」へ行くための大切なパスポートを失ってしまい…。 ピコは、夢と現実が交錯する不思議な世界で個性豊かな霊たちと出会い、次第に心を通わせていきます。 二人の少女をめぐるハラハラドキドキの物語は、あなたの心をあたたかな感動で包み込み、愛と生きることの素晴らしさを教えてくれることでしょう。 猛暑日が続く７月。照り付ける日差しのもと、稽古場では本読み稽古、各シーンを何度も繰り返す小返し稽古を経て、すべての場面を通して行う通し稽古にまで進んでいます。 １９８８年の初演以来、１５００回以上の上演を重ね、日本のオリジナルミュージカルとしては最多上演回数を誇る『夢から醒めた夢』。その舞台に立つために、俳優たちは全体稽古の後も稽古場に残り、各自の課題と向き合っています。基本となる腹筋・背筋への意識を高め、言葉を落とさず、自然な演技で正確に物語を客席に届ける。華やかな舞台の裏には、数え切れないほどの地道な努力の積み重ねがありました。 一度観れば、きっともう一度ピコとマコに会いたくなる――劇団四季が創立６０周年記念公演として贈るオリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』は、７月２１日（日）に四季劇場［秋］で開幕します。 この夏の思い出に、「特別な夢空間」を体験してみませんか？皆様のご来場、お待ちしております！
『夢から醒めた夢』東京公演 四季劇場［秋］ ７月２１日（日）開幕！ ◆８月２４日（土）昼公演分まで好評発売中！ ◆８月２４日（土）夜〜９月１日（日）公演分 ７月１３日（土）　「四季の会」会員先行予約開始 ７月２１日（日）　一般発売開始 公演スケジュールはコチラ＞＞ チケットのお求めはコチラ＞＞