今年15周年を迎える『ライオンキング』東京公演。そして昨年10月の開幕以来、連日大盛況となっている大阪公演。その中で溌剌とした演技で舞台を沸かせているのが、子役たちです。主人公・シンバとその幼馴染・ナラの子ども時代を演じる子役たちは、ロングランごとに公演地で開催するオーディションによって抜擢されています。
この度、その子役オーディションが東京・大阪同時に開催されました!
今回、オーディションに挑戦したのは、9歳から12歳までの男の子と女の子。数多くの応募の中から、本選へと進んだ東京69名、大阪56名によって、運命の最終オーディションが行われました。
東京公演オーディションの様子
アフリカの広大なサバンナを舞台に、「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」という深遠なテーマの中で、生命の営み、親子の絆、心の成長を綴った壮大な物語『ライオンキング』。インドネシアの影絵や歌舞伎、文楽といったアジア伝統芸能を取り入れた斬新な表現やアフリカンビートを刻み込んだ音楽によって彩られる独創的な舞台は、誕生以来、世代を問わず多くのお客様に愛されてきました。上演回数日本一を達成し、今や国民的ミュージカルとなったこの舞台に立ちたい! 子どもたちは緊張の面持ちながら、全力で課題に取り組んでいきます。
審査員は、子役指導担当として数々の作品に子どもたちを送り出してきた太田浩人と大徳朋子に加え『ライオンキング』カンパニーとして子役指導を担当している俳優メンバー(川辺将大、近藤聡明、相良昌彰、山下啓太、吉田夏子、松岡彩花、渡邉万希子、白瀬英典、鈴木智之、中村智志、平田曜子、小林英恵、山本志織、秋山 舞)が務めます。未来の仲間となる俳優の卵たちに、熱い視線が注がれました。
「皆さんがどれだけ楽しく元気にできるかを見ています。緊張せずに、いつもの自分を見せてください」(太田)
「美しい声、大きな声で歌うのではなく、楽しく歌ってね!」(大徳)
激励の言葉に大きく頷く子どもたち。台詞の審査でも「シンバの気持ちになって、困った時は本当に困った表情を見せて。挑戦だよ!」とアドバイスが飛び、オーディションからすでに稽古場同様の白熱した空気が漂っていました。
大阪公演オーディションの様子
大人と子どもの壁を飛び越えて、同じ舞台人として溢れる想いをぶつけあった東京・大阪の夏。ここから、どんな「ヤングシンバ」、「ヤングナラ」が誕生するのでしょうか? オーディションの合格者は、さらに数ヶ月の厳しい稽古を積み、一人前のプロの俳優として舞台に上がります。
いつか皆さんにお会いできるその日まで、子どもたちの活躍を楽しみにしていてください!
『ライオンキング』
東京公演 四季劇場[春]
12月15日(日)公演分まで好評発売中!
大阪公演 大阪四季劇場
2014年1月31日(金)公演分まで 好評発売中!
◆2014年2月1日(土)〜4月30日(水)公演分
7月27日(土)会員先行予約開始
8月3日(土)一般発売開始
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