7月7日(日)、『キャッツ』仙台公演にて第2回目となる「オフステージトーク」イベントが開催されました。七夕の日、前回の参加者を大幅に上回るお客様にご参加頂きました。
大歓声の中、登場した本日のMC、タンブルブルータス役・岩崎晋也とギルバート役・新庄真一。さっそく二人の掛け合いによる“皆様にもっと『キャッツ』を知って頂こうコーナー”が始まりました。
シアターインシアターの秘密や仙台公演ならではのご当地ゴミの種類など、ここでしか聞けないトリビアがいっぱい。楽天イーグルスの帽子の裏には実は…!?
舞台上に隠れているゴミの中には、MCの二人にとって特別な思い出もあるものも。ロングラン公演を重ね数々の歴史を刻んできた『キャッツ』ならではのエピソードです。
客席が盛り上がってきたところで、タントミール役・高倉恵美、グリザベラ役・横山幸江、マンカストラップ役・萩原隆匡、ラム・タム・タガー役・阿久津陽一郎といったトークメンバーが登場。MCが出す質問に対し、4人がそれぞれ答えていく形式でイベントは進行していきます。
−『キャッツ』に初めて出演した時のエピソードは?
「14年前の福岡でヴィクトリアとして出演。覚えることが多く傾斜舞台も大変で、なかなか作品理解にまで頭がまわりませんでした。」(高倉)
−『キャッツ』の難しいところは?
「ジェリクルソング冒頭で登場し立ち上がるシーンは、皆様を『キャッツ』の世界にお連れする大切なシーンなので本当に難しいです。その場面の稽古だけで1時間かかることもありました。」(萩原)
「ダンサーが中心の演目ですが、誰一人として声を発しない俳優はいません。猫の姿勢のまま歌うのはすごく大変で、みんな苦労しています。」(横山)
作品への理解が深まる話題が繰り広げられていると、新庄の「笹、お願いします!」の合図のもと突如暗転する客席。壮大な音楽と共に舞台上部から現れたのは、なんと七夕飾り!!
思わぬ出来事に客席からは歓声と驚きの声が上がります。七夕にちなんで急遽出現した笹の葉に飾られているいくつもの短冊には、いったい誰の願いが書かれているのでしょうか。実はこの短冊、本日オフステージトークに参加していない俳優からの質問も書かれています。なんとも粋な演出にさらにヒートアップするメンバーたち。
−得意なスポーツは?(ディミータ役・相原萌からの質問)
「ゴルフかな。あと、サーフィンもやりますよ。」(阿久津)
同じくサーフィン経験のある萩原が、自身が座っていたゴミをサーフボードに見立てて話す場面では、客席からドッと笑いが起きていました。
イベントの中では時間の関係上残念ながら紹介できなかった質問がまだまだ沢山あります。今回特別に、俳優たちが七夕の短冊に書いた質問をご紹介します。
−今年の七夕は、どんなお願い事をしたいですか?(ヴィクトリア役・馬場美根子)
−初出演の頃の記憶に残る思い出などありますか?(スキンブルシャンクス役・劉昌明)
−生まれ変わったらどのように生きたいですか?(ミストフェリーズ役・永野亮比己)
−萩原さんへ。今度、泥棒猫一緒にやってください!(ランペルティーザ役・山中由貴)
−高倉さんへ。その美しいスタイルは生まれつきですか?(恵美さんに憧れている者より)
『キャッツ』の作品だけではなく、出演者たちのプライベートまで垣間見ることができた今回のオフステージイベント。笑いが絶えないイベントは惜しまれながら終了しました。
イベントもさることながら、日々熱いステージで盛り上がりを見せている『キャッツ』仙台公演も残すところあと40回。劇場でしか味わうことのできない感動をぜひお見逃しなく!
『キャッツ』仙台公演
東京エレクトロンホール宮城
◆〜8月20日(火)公演分まで好評発売中!
『キャッツ』静岡公演
静岡市民文化会館 大ホール
9月15日(日)開幕!
◆9月15日(日)〜10月20日(日)公演分
7月 7日(日)会員先行予約開始
7月15日(月・祝)一般発売開始
◆10月22日(火)〜11月17日(日)公演分
9月 7日(土)会員先行予約開始
9月14日(土)一般発売開始
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