6月9日(日)に開幕する『サウンド・オブ・ミュージック』名古屋公演に向けて、現在、オーディションで選ばれた24名の子役たちが稽古に励んでいますが、そんな中、東京公演でマリア役を務める井上智恵が、子どもたちに内緒で稽古場を訪れました!
この日は「ドレミの歌」のシーンを稽古していた11人の子どもたち。これまでの稽古では、マリア役は子役担当の俳優が務めてきました。サプライズは、一生懸命稽古に集中し、1回目の通しが終わった時のこと。子役担当の遠藤 剛から「今日はせっかくだから、本当のマリア先生に見てもらおうか!」と声が掛けられると、突然の言葉に、子どもたちは目が点になっています。そこに井上智恵が登場!
ここで、ようやく事態を呑みこんだ子どもたちから大きな歓声が上がりました。口をあんぐり開けたままの子や、喜びのあまり飛び跳ねる子も!
井上の訪問に興奮状態の中、自己紹介に続いて、早速2班に分かれてマリア先生との「ドレミ」レッスンをすることになりました。いつも以上に目をキラキラを輝かせて歌う子どもたち。そんな頼もしい姿を見て、井上も「みんなの気持ちをいっぱいちょうだい。みんながいっぱい気持ちをくれると、マリア先生も、もっとみんなに気持ちをぶつけられるから!」と、笑顔でアドバイスを送りました。
こうして、これから共演するであろう子どもたちと、いち早く交流した井上。子どもたちも最初は夢見心地だったと思いますが、一方で、彼らも立派なプロの俳優となるべく稽古を積んでいる最中です。すぐに気を引き締めて、マリア先生に聞いたアドバイスや、同じ役の子の演技を見て気付いたことなど、自主的にノートにメモを取る姿がありました。
また、子役たちとの交流だけでなく、井上は名古屋の各メディアへの出演も果たしました。
午前中は、東海テレビの情報番組「スイッチ」に生出演。交流会の後には、新聞雑誌各社のインタビューに答え、夕方にはFM愛知のラジオ番組に生出演し、『サウンド・オブ・ミュージック』の魅力を大いに語りました。
「この作品は2010年の初演の制作から関わらせていただいたので、更地を耕して、種をまいて…と、とても苦労した作品です。その分、自分にとって大切な作品ですね。ミュージカルは大人だけでなく、小さな子どもにも素直に受け入れられるものだと思います。その意味で、この舞台こそ、私のやりたかった舞台。(子役たちの印象について)子役のことは、子どもとしてではなく、1人の俳優として見ています。作った演技はすぐに見破ってくる。名古屋の子役たちは、みんな元気いっぱいで素直な子が多かったので、「ずっとこのままお話していたい」と思いました!再来月には名古屋公演が開幕しますが、実は、名古屋は出身の九州よりもお邪魔する機会が多いんです。なので、“名古屋に来た!”というより“戻ってきた!”という感覚なんですよ」
6月の開幕に向けて、すでに始動している『サウンド・オブ・ミュージック』プロダクション。今後も、その成長の過程にご注目ください!
『サウンド・オブ・ミュージック』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
6月9日(日)開幕!
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