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Channel: 劇団四季 四季なびgation 02
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『ミュージカル南十字星』舞台美術セミナーが開催されます!

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戦争の悲劇と正面から向き合った「昭和の歴史三部作」が、劇団四季創立60周年企画として上演されます。その第一弾として、5月19日(日)に開幕する『ミュージカル南十字星』。この作品の舞台となるのは、遠く南、インドネシアの島々です。 太平洋戦争中、南方戦線に送り込まれ、BC級戦犯として処刑された京都大学の学生・保科 勲とインドネシア独立運動の指導者の娘リナ・ニングラットとの恋を描きながら、戦争に翻弄された一人の青年の壮絶な生き様と死に様、そして彼のメッセージを伝えていきます。 この作品を制作するにあたり、初演時には、クリエイティブスタッフがインドネシアへと赴き、現地の文化や伝統を徹底的に研究しました。そして作り上げられたエキゾチックな舞台美術は、戦争というテーマを扱った作品の中でも観客の目を奪い、インドネシアのリアルな空気を感じさせてくれます。 本物の水を舞台上に張って表現される美しい風景、華やかな火祭りで着ける色鮮やかな民族衣裳や仮面。この衣裳や小道具類は、実際に現地で調達したり、製作されたものです。 5月23日(木)に開催される「舞台美術セミナー」は、この作品の舞台美術を手掛けた舞台美術家の土屋茂昭氏自ら、その魅力を解説してもらうイベントとなっており、毎回大人気のイベントとなっています。『キャッツ』『エビータ』『鹿鳴館』『ミュージカル李香蘭』など多くの四季作品を手掛けた土屋氏。物語、歌、ダンスと様々な要素があるミュージカルにおいて、そのすべての要素が生き生きと動く「場」を生み出す舞台美術とは、どんなものなのでしょう?舞台芸術の世界がもっと広がる本イベントに、どうぞ皆様ご来場ください!
土屋茂昭  1951年生まれ 広島県出身 舞台美術家。日本舞台美術家協会副理事長。 1972年劇団四季美術部 金森 馨、ジョン・ベリー氏に師事。 2000年TUCHIYA CO−OPERATIONを設立してフリー。 2004年劇団四季「自由劇場」オープニングシリーズ美術監督。 劇団四季の各地の専用劇場・仮設劇場の建設プロジェクトにも参画。 主な作品に劇団四季『鹿鳴館』『キャッツ』『エビータ』『ミュージカル李香蘭』『ミュージカル南十字星』『ユタと不思議な仲間たち』他、地球ゴージャス『クラウディア』『海盗セブン』他、『ぼくに炎の戦車を』(ACTシアター)、ザルツブルグ音楽祭『エレクトラ』(祝祭劇場)など、ミュージカル・オペラ・ストレートプレイの舞台美術デザインを手がける。
過去に開催された土屋茂昭氏による舞台美術セミナーは以下よりご覧いただけます。 ■『青い鳥』にて「舞台美術セミナー〜見つけられるか!?青い鳥〜」が開催されました 2012-10-11 ■『ひばり ジャンヌ・ダルク 奇蹟の少女』にて、舞台美術セミナーが開催されました 2012-07-23 ■『思い出を売る男』東京公演 「舞台美術セミナー」開催中! 2011-09-15 ■『スルース』京都公演で舞台美術セミナーが開催されました 2011-01-24 ■劇団四季版『ハムレット』東京公演が再開しました――イベントも開催中!2010-07-01 ■ミュージカル『エビータ』の魅力―舞台装置に込められた思い [後編] 2010-02-19 ■ミュージカル『エビータ』の魅力―舞台装置に込められた思い [前編] 2010-02-19
『ミュージカル南十字星』東京公演 四季劇場[秋] 5月19日(日)開幕! ◆6月1日(土)公演分まで好評発売中! チケットのお求めはこちら>> 作品紹介はコチラ

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